にゃんこと色ガラス

大好きなにゃんこふたりと 高校生娘・年上旦那さんと、ログハウスで暮らすパート主婦のブログです。油画専攻の芸大生息子は家を巣立ち、一人暮らしを始めました。

もみじ(♀)は、仔猫の時に保護され縁あって我が家の子に。
その1年後、ひとりぼっちで家の裏で鳴いている埃まみれの小さな小さな仔猫に出会う。数日後…我が家に迎えることとなった、くろまめ(♀)



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トンネルを抜けた。

ようやく暗いトンネルから

抜け出せたような…


そんな気がする我が家です(・_・;




今週から、学校が通常通りになり。


それに合わせて

引きこもりがちだった息子は

嘘みたいに普通〜にリビングでベラベラしゃべり、

テレビ見て

そのままソファーで夕寝して…




ずーっと、自室に持って行って食べてた食事も


リビングの食卓で食べるようになりました。



ナリマシタ…ッテ オカシクナイ ?


そう。

なりました…って、なんだか大袈裟だけど。


友達や勉強の話しを嬉しそうにしてくれる姿や、

一緒に食事をする姿は、

今までは当たり前に通り過ぎていた光景だけど、

今はとてもありがたい時間に感じてます。


彼が引きこもったことによって、

私へ無言の抗議?をしていたような…

彼は無意識だったのかもしれないけど。

その抗議のおかげで。


私は息子へ対する気持ち、接し方を改めて考えさせられました。


以前は、自分の息子だから…と、

気をつかうことなく何でもヅケヅケ

感情をぶつけてました。


でも。

息子であっても、彼は彼。

もう私が干渉する時期はとっくり終わり。

彼は彼の道を自分の責任で歩いてます。









そして。


先週は、悲しいことがありました。


娘のバレエの先生が

突然、天国へと旅立たれました。

私より少し年上の先生。


とても熱心で、レッスンではいつも厳しい先生でした。


そんな厳しい先生が娘は苦手だった時期もあったけど、


説得力のある先生の指導に、

いつの間にか一生懸命ついていくようになり、

先生のお陰で、娘も私もバレエの本当の美しさを知り、

バレエが生活の一部となるくらい、

好きになったと思っています。



一年前に、乳癌を宣告されておられた…

と後からお聞きし、とても驚きました。


先生は亡くなる4日前まで、

オンラインレッスンで娘達へレッスンをしてくださっていたのです。


先生の強い希望で

化学治療・手術はせず、

東洋医学での治癒を選択されたそうです。

不思議な程、

先生は一年前からずっと、

私達から見るとお変わりはなく。

お元気そうに見えていました。


最後のレッスンの日も、

いつもと代わりなく、キビキビと指導してくださっていました。

その後、体調が急変されたということです。



コロナの為、お稽古場でのレッスンが難しくなりだした3月末…


レッスンをお休みにするのではなく、

先生は迅速にzoomを使用するレッスンに切り替えられました。


今ではすっかりオンライン授業などは当たり前になりましたが。


その頃はまだ私は、zoomという言葉も初めて聞く言葉でした。

いち早く世の中の状況に合わせ、

子ども達の為に、出来ることを諦めずにやって下さいました。


今思うと、

先生のバレエに対する熱い想いが

随所に感じられ、


もう先生のレッスンを受けることができなくなってしまったことが、

悲しくて、残念でなりません。

先生、もっともっと生きたかっただろうな。

もっともっと、バレエを教えたかっただろうな。


信念を貫き通された、先生の力強い生き方…


忘れません。


感謝の気持ちでいっぱいです。



娘の先生への手紙には、

「先生のレッスンは怖かったけど、やっぱり楽しかったです。

先生の分もバレエを頑張ります。」


と書かれていました。


私も、

当たり前の日常を大切に。

感謝しながら生きていきたい。



先生、どうか

天国から見守っていて下さい。








おわり。

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