息子と桜の木とおばぁちゃん
クッション大好きな、くろまめです^^
この春に美術高校へ入学した息子。
6月から通学がスタートし、
もうすぐ2ヶ月が経ちます。
順調に友達もでき、
美術専門科目も日々刺激的のようで、
息子にしては冗舌に話して聞かせてくれ。
楽しく過ごしている様子…
でしたが。
先日、ポツリと…
「やっぱりサッカーがしたいわ。
土日もやる事ないし暇。
中学ん時みたいに、朝からサッカー 行って試合して、時々点決めて、
帰って来る…
っていう生活が俺には合ってたんやわ。」
進路を決めるときに、
①サッカー部のある普通高校にするか、
②部活動は一切ない(サークルはあるけど)ガチ美術系高校にするか
の2択で悩んだ末
自分で②を選び、合格した息子です。
私は息子の衝撃発言に、
言葉が出てこずで…
母のそんな動揺なんか気にせず、
息子は延々と胸の内を吐き出しました。
「体育の時間が楽しみでしょうがないけど、
みんなあんまり運動好きじゃないから、盛り上がらへんねん。
絵も、めちゃくちゃ上手い人が居るんかと思ったら、
そうでもないねんなぁ。
勉強もみんな普通な感じで。
ゲームの話ばっかしてる奴もいるし。
中学の友達みたいな面白い奴いいひんし。
なんかなぁ。。。
おもんないねん。。。
」
( ̄(工) ̄)
おっと おっと、、、
息子よ。
大丈夫かいな😳
でもね。
自分で最後はこう言って言い聞かせていました。
↓
「だけど、
美術もサッカーも、どっちもやるのは無理やってん!」
母は…うんうん、そうやねん。
そうやったんやんな。
と、言ってあげるのが精一杯…
でした。
で、付け加えて、
「じゃあ、その高校で絵も勉強も1番になれるように頑張ったらいいやん!」
と告げました〜。
ヘビーな内容なんで、ちょっとパセリで休憩^^
息子がこんな発言するには、
アレがきっかけだな…と母は読んでます。
連休中に、中学のサッカー仲間達の
高校新人戦⚽️が近所であると聞き、
「観に行ってくるわ‼︎」
と、張り切って1人でグランドへ行った息子。
一緒にお昼ゴハン食べたりして、楽しく過ごし
面白かった❗️と、ご機嫌で帰宅しました。
友達はみんな高校でサッカー部に入り頑張っています。
きっとね。
久々に会った友達に、
色々と刺激をもらったのでしょう。
う〜〜ん😣
そんな息子の発言を聞き
私も、この進路で良かったのか…と
しばらくは悶々とする日々でした。
息子にとって、サッカーがそんなに大きな存在だったのか。
分かっていたつもりだけど、
ここまでとは…というのが正直な気持ち。
旦那さんに、息子こんなん言ってた😣どうしよう😣
と話したら。
「そうかー。
運動する楽しさを知ってる子で良かったやん。
本気でサッカーやりたいんやったら、社会人サッカーチームとか、その辺にいっぱいあるし、
いくらでも機会はある。
だいたい、私服通学で髪型も自由な高校を選んだんやから、
なんでも自分から始めたり、決めたりすることができるようにならなあかん。
与えられることばっかりを待ってたらあかんわ。つつ
それを学べる高校なんちゃうか。
高校がおもんないんやったら、
面白い奴が集まるすごい大学に行ったら、それでいいやん!」
と。
出てくる出てくる。
父親目線は、母とは違いすぎて。
なるほどね…と
ほんの少しだけ、もやもやが晴れたのでした。
15歳男子高校生
悩め〜〜 ‼︎ p(^_^)q
子育てしながら、
母は色々学ばせてもらってるなぁと感じます。
*
少し前に息子が珍しく写生しに
地元のなじみの駅へ行った。
田舎の小さな駅。
ホームに大きな桜の木が沢山並ぶ駅。
リフォームの度に少し切られた桜の木。
もうすぐ全て建て替えが決まったらしい。
描いてたら、おばぁちゃんに話しかけられたそう。
「この桜の木、大きいやろ〜。
この木が切られた時は涙が出たわ〜
絵が完成したら見たいわ〜」
と。
息子の絵
私は好き。
ガンバレ。
おわり。